JPCオンライン 第3回開催報告
 

パートナーズ・グループ・ジャパン

アフターコロナ市場や経済の構造変化を予測した、プライベート資産を組込んだ新しい年金運用像とは

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想定以上の市場回復で、年金基金は、コロナショックも無事乗り切った感がある。又コロナの流行も、日本では変異型流行で沈静化の遅れが懸念されているが、世界的にはワクチンの投与開始等対策進展で、早晩収束に向かうとの見通しも出始めている。

しかし、コロナショックの前からの格差拡大や日米欧を巻き込む米中覇権争いは継続し、世界の分断は益々深くなろうとしており、それに加えコロナショックによるデジタル化の急進展等、社会・世界経済の構造変化は加速、年金基金は、資産運用方針を見直す必要に迫られているのではないか。

このような問題意識から、パートナーズ・グループ・ジャパン株式会社の協賛により、マーケットメーカーズでは2021年4月21日(水)に「アフターコロナ時代の年金資産運用は如何に対処すべきか」をテーマとしたコンファレンスを開催。

パートナーズ・グループからは、プライベート資産独自の景気との連動制(高値掴み)、繁雑性、低流動性、高報酬といったデメリットを解消する提案もされた。是非今後の年金資産運用像構築の参考にして欲しい。
 

年金運用のこれからの20年:
社会の変化と資産運用

講演者:棚橋 俊介
パートナーズ・グループ・ジャパン株式会社 代表取締役社長

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年金運用のこれからの20年:
社会の変化と資産運用

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大以前から、技術の発展や消費者習慣の進化、そして法規制の整備を背景に、世界は変化を遂げてきた。身近なところでは、デジタル化が推進されたことによる5Gや回線といったデータ通信整備の加速。大量生産や大量消費が重視されていた社会から、ESGを重視する消費行動への移行。そして中国やインドのような国の技術革新による著しい追い上げといった事例が挙げられる。

オルタナティブ投資の世界も、1980年代から2020年までに大きな変化を遂げてきた。この20年間で多くの投資運用会社が台頭し、投資家によるプライベート資産への投資額は約10倍の規模まで成長した。一方で、株式市場では米国を中心に上場企業が減少し、投資家の趣向も株式投資からプライベート投資へ移行する動きが見られた。益々無視の出来ない存在となるプライベート投資だが、いくつかの課題によって投資までには一定のハードルが存在する。今後日本の投資家は、プライベート投資とどのように向き合っていけば良いのだろうか。

1 Worldbank.org.の米国、欧州、アジアにおける上場株式会社数。2 Preqinにおける定義に基づく。天然資源ファンドを含む。2000年12月〜2019年6月までの成⻑率。

出所:Bloomberg、Thomson Reuters (Cambridge Associates)

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年金基金が抱えるプライベート市場投資の課題と潜在的ソリューション

講演者:宮崎 薫 / 後藤 茉美
パートナーズ・グループ・ジャパン株式会社 
ディストリビューション営業部長 / クライアント・リレーションシップ・プロフェッショナル

年金基金が抱えるプライベート市場投資の課題と潜在的ソリューション

本カンファレンスでは、プライベート投資を足止めする課題のうち、主要な4つに注目。その上で、パートナーズ・グループが提供しうるソリューションの一部を紹介した。

出所:パートナーズ・グループ

パートナーズ・グループは、ファンドが景気循環的な投資を行う傾向にある点(バリュエーション水準が高まる中で投資総額が増加する傾向)については、「レラティブ・バリュー・アプローチ」を導入することを提案している。相対的な投資魅力度に応じて投資ペースを柔軟に調整するアプローチだ。次に、投資進捗が進みにくいという点については、毎年の投資実行額を事前に設定することで運用効率を高めている。投資進捗のない「サーチ期間」を最小限にとどめることで、投資家が享受するリターンを向上に繋げるのだ。そして、ファンド・オブ・ファンズ投資で直面する報酬の二重構造の点については、セカンダリー投資やバイアウト投資も組み入れることで運用報酬によるリターンの減少を抑えることが可能になる。最後の流動性の点については、セカンダリー市場での売却やプロダクトの組み合わせによって解消することが出来る。

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パートナーズ・グループからのご提案

講演者:三上 周史
パートナーズ・グループ・ジャパン株式会社 機関投資家営業部長

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パートナーズ・グループからのご提案

パートナーズ・グループは、プライベート投資に特化した会社であり、プライベート・エクイティ、プライベート・デット、不動産、インフラといった主要4資産に投資を行っている。また、各資産クラスにおいてファンド・オブ・ファンズ(プライマリー)、セカンダリー、直接投資(共同投資のみならずバイアウト投資も)の投資戦略が存在する。そのため、投資家の皆さまは自らのポートフォリオと照らし合わせながら、自由にパートナーズ・グループの投資戦略を組み合わせることが出来る。

例えば、全資産に分散したポートフォリオを構築したい投資家の皆さまは、パートナーズ・グループが提供する全ての投資戦略を組み入れることも出来る。ポートフォリオの分散を維持しながら、より高いリターンを追求したい投資家の皆さまは、プライベート・エクイティの戦略を組み合わせることも出来る。その組み合わせは自由だ。


まとめ
今後の20年を考えると、技術革新や市場の成熟に伴いプライベート投資が果たす役割はますます大きくなるだろう。パートナーズ・グループは、ユニークなアプローチでプライベート投資の課題を解決し、投資家の皆さまにとって取り組みやすいものにしていきたい。パートナーズ・グループは、プライベート市場を包括的にカバーしており、投資家の皆さまのニーズに合わせてオーダーメイドのソリューションを提供することが可能である。

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パートナーズ・グループ・ジャパン株式会社

www.partnersgroup.com/jp/

【お問い合わせ】

機関投資家部長 三上 周史

メールアドレス: shuji.mikami[at]partnersgroup.com

電話番号: 03-5219-3704